出来事

卒業式

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3年半前、まだインターゾーンの社員数が10数名だったころに短期アルバイトで入社した石原さん。

気が付けば正社員としてインターゾーンになくてはならない存在になっていました。

アルバイトの時代から、数々の作業を最適化したり、自動化したりして生産性の向上に貢献してくれていました。正確で早い作業が持ち味の彼女は、それを「めんどくさがりだから」と謙遜します。

そんな石原さんがとうとう実家に帰ることになりました。

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卒業記念の花束と思い出のアルバムを贈呈。

無茶ぶりな仕事でもっとも石原さんを困らせた高橋君が代表して感謝を伝えました。

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この集合写真の中では5番目の古株にまで成長していました!

ありがとう。お疲れ様でした!

企業理念 学び

ワークライフバランスの使い方

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今まで「ワークライフバランス」という言葉はどこかしっくりしなくて、「ラクして生きたい人が流行りに乗っかって使う便利な言葉」程度の認識でした。

しかし、最近そんな自分を反省する機会によく出くわします。

採用面接や社員との個人面談の場では、その人が人生において今どんなステージに立っていて、なにが一番重要なのか?という視点を抜きにはできないからです。

仕事はほどほどに、自由な時間を謳歌したい・・・という文脈で「ワークライフバランス」を使うのは論外ですが、「ワークライフバランス」はあくまでも手段であって、その目的はなにか?が大事だとわかってきました。

その目的を突き詰めれば、「幸せに生きる」ことなんだと思います。

でも、人の幸せとは?これがひとりひとり全然違う。
社員との個人面談をやっていると、人生は多様で、本当にいろいろなことが起きることを知らされます。

特に女性社員にとってはそれが顕著です。

ある社員は結婚するために、ある社員は夫の転勤のために、ある社員は家族の看病のために、ある社員は育児を優先するために、ある社員は療養するために、そしてそれが一段落したときにはもう一度自分自身のために、幸せに生きるための優先順位を変えなくてはならない時がやってきます。

人として健康的で安心して暮らすことができる生活の基盤が揺らいでしまうと、仕事(ワーク)どころじゃないのは当たりまえです。そんなとき、躊躇なく社員の幸せを優先しなくてはいけない…ということを最近学びました。

ただし、その状態は一生続くものではなく、いつかは解決する時が来ます。

その一時的なできごとのために働くことを諦める・・・というゼロイチの考え方ではなく、社員が幸せになるためにどうあるべきなのか?その最適解を導くことが「ワークライフバランス」を使う本当の目的なのだと、今では思えるようになりました。

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中途採用

群馬で暮らすという選択肢

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このところ中途採用の面接でいい人物に出会ったとき、そこにはある共通項があります。

応募者やその家族が、人生の大きな節目を迎えているということ。

例えば、家族が増える
子どもが保育園や小学校に通いだす
育児に専念していた奥さんが仕事に復帰する
実家の親と一緒に暮らす
家を建てる・・・などなど。

「いずれは群馬に戻って暮らしたいと思っていた。でも群馬ではなかなか自分のやりたい仕事がない」

という人たちがたまたまインターゾーンの求人を見かけたことによって、転職を現実的に考えるようになったというケースが多いのです。

 

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企業が成長することでより多くの従業員を幸せにし、社会へ貢献することができるのならば、こういった転職理由の中途入社組は増えることは喜ばしいことです。

今は都内でがむしゃらに働いているけれども、いつか人生の節目を迎えて「群馬で暮らしたい」と思うようになったとき、残りの人生をあずけてもいいと思ってもらえるような会社でありたいと思います。

そういう会社を、これから入社してくる社員たちとも一緒につくりあげていきます!

学び 経営する

経営の学びと実践を繰り返す

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盛和塾世界大会に参加してきました。

年1回、全国から4600人の経営者たちがパシフィコ横浜に集まって、1泊2日の真剣な学びの場となります。

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私自身は今年で3 回目の参加でしたが、ようやく稲盛さんの教えである「経営12か条」がどれほど今の自分とかけ離れているのか、理解できるようになってきました。

勉強すればするほど、登っている山がどれだけ険しい山だったのか思い知らされます。

 

「盛和塾」には2年前、社長の鏡山が「そろそろ山田も理解できるようになったから」と入塾を勧められました。

盛和塾とは、京セラやKDDIを創業し日本を代表するような大企業にまで発展させ、破たんしたJALをわずか3年でV字回復させた稲盛氏が塾長をつとめる、経営者たちの勉強会です。

 

まだまだ経営者になるための自覚もなかった頃から、稲盛氏の著書や、社長の鏡山が開く勉強会で「京セラのフィロソフィ」を学んでいました。

入塾すると、その学びをさらに深める場として、県内の経営者たちが自主的に集まって切磋琢磨しあう月例会や、年に1回、全国からすぐれた経営を実践している経営者たちの発表と稲盛塾長の講和を直に聴いて学ぶ世界大会に参加できるようになるわけです。

 

世界大会に参加して3回目となった今回、聴いたことや学んだことのメモを帰りの新幹線の中で読み返していたら、「3年間も勉強してきたはずなのに、おれはまだ全然実践できてないんだな・・・」と打ちひしがれたわけです。

稲盛さんが教える「経営12か条」は、字面だけ眺めるとよくある“いい言葉”が並んでいて、さらっと読み流して「いいこと言うなぁ」で終わってしまいがちです(以前の私の場合です)。実際、昨年や一昨年に参加した時は「今回の世界大会もいい話が聞けた。よ~しやる気がわいてきた!」などと感じていました。

しかし、今回はメモを読み返しながら、自分の中にちょっとした消化不良が起きていることに気づきました。

稲盛さんの話を聞いて「なるほど、なるほど」と感嘆しておきながら、そのあと何を実践できただろうか?と考えたら、なんにも達成できていない自分の至らなさしか見えてこないのです。

 

1.事業の目的、意義を明確にする。
公明正大で大義名分のある高い目的を立てる

2.具体的な目標を立てる。
立てた目標は常に社員と共有する

3.強烈な願望をこころに抱く。
潜在意識に透徹するほどの強く持続した願望を持つこと

4.誰にも負けない努力をする。
地味な仕事を一歩一歩堅実に、弛まぬ努力を続ける

・・・12か条はまだまだ続くのですが、もう4つ目まで読んだ段階でノックアウトです。

これ以上、自分ができていないことを指摘され、受け止めるのは本当に辛くなります。

きっと、事業部を経営するということをこの1年間で自分事として受け止めるようになったからかもしれません。

 

今感じている“至らなさ”をこのブログに書いているのは、この痛みを忘れないため。

 

まず、自分は心の底からやってやろう!と欲している、けど全然できていない・・・という気づき。

そして、できていない穴を埋めるための誰にも負けない努力。

その結果、事業を成長させることで社員を幸せにし、社会に貢献できる会社にしていけるのかを実現する。

 

これからの1年間、学んだことを本気で実践するモードに切り替えて、また来年の世界大会に参加しようと思います。