中途採用面接の話です。
先月から立て続けに中途社員を5名採用しています。
中途採用の面接では、経験・能力を見極める手法は確立しているものの、人物そのもの、例えば考え方や思想、誠実さや正直さ、熱意や性格といったものを見極めることはとても困難です。
もし全部知りたければ、生い立ちを振り返って、どんな出来事や経験が人格形成に影響を与えて、その結果今ここに至るまでを聞き出さなくてはなりません。
でも限られた面接の時間ではさすがに無理です。
だからこそ採用のミスマッチを防ぐために、インターゾーンではとことんオープンに話してもらい、我々も徹底的に自己開示して、入社の決意を固めてもらっています。
ですから、面接のために考えたもっともらしい転職理由よりも、家族のこと、年収のこと、今の仕事で満たされないこと、実は今までインターゾーンなんて知らなかった、でもよくよく調べてみたら・・・ぶっちゃけ話でかまいません、本音を語ってもらいたいと思っています。
もしかすると本音で語ってみたら、「転職するのは別にインターゾーンじゃなくて、他の会社でもいいんじゃないか?」なんてことに気が付くこともあるでしょう。それはそれでいいと思います。
いろいろ考えて、いろいろ回り道して、そこでやっとインターゾーンでなければならない必然性とか願望が芽生えたら、ぜひまた応募してくれればいいと思っています。
我々はそんな「のどの渇き」を大事にしています。